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エヴィへ。お元気でしょうか。 巫女のお仕事、頑張っていますか? 国を出てからの初めての手紙となりました。 |
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私は、トロウという国で冒険者になりました。 暴走したサラマンダーを倒したり、異界を漂流したり、迷宮に潜りこんだりしています。 冒険者には本当、色々な人がいます。無口な人、賑やかな人、女の子が好きな人、などなど。一緒にいて飽きません。 |
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そして、最近、何故か気になる人ができました。 何故か偽名で生活していらっしゃる方なのです。 その方の妹さんと仲良くなりました。 |
| 理由はよくわからないのですが、あの人の頭は薄い黄色と黒色が混じった髪の色・・・そう、食べ物で言えば、私たちが子供の頃憧れていた焼きプリンみたいな髪の色なのです。 |
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その方は「未来のお茶の間のアイドル」らしいです。 そうそう、冒険者にも色々とレベルがあるの、ご存知でした? 私とその方はレベルが違うのであまりご一緒していないのですけど、結構面白い方なのです。 |
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気がつけば、冒険者の酒場で決めポーズ練習しているのです。 そして、気がつけば私もあの方を見ていて・・・。 自分でも気づかないのが不思議なほどです。 あの方と話すと胸がどきどきして・・・私、変な病気に罹っているのかもしれません。 |
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あ、そうそう。エヴィにお知らせがあるのです。 先日、「おしゃれ着」というのに分類される服を購入したのです。 私にはちょっと派手、そして露出が高いと思ってなかなか着れません。 こういう時、エヴィなら・・・そして、ルゥならどうするだろうって考えてます。 ・・・想像してしまいました。 すごく似合うだろうな・・・。 |
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エヴィには悪いと思ってます。 大変な、巫女の仕事を押し付ける結果になってしまって・・・。 当の私は冒険者になってて・・・。 そして、危険と隣り合わせの仕事だけど。 巫女見習いの仕事以上にわくわくしている自分もいます。 |
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いつかエヴィに、ここトロウの町を案内できればいいと思ってます。 何十年先かわからないけど。 (巫女は外に出るわけいきませんしね?) |
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病気や怪我には十分お気をつけください。 勝手に出て行った身ではあるけど。 あなたにいつか会えることを楽しみにしています。 |
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感謝と愛情を込めて。 トロウの町より リィ |